鹿児島国際大学ミュージアムは、展示室実習室、収蔵室、実験室より構成されます。

ここから最新の研究成果が生み出され、それが展示に直接反映されるしくみになっています。

展示室

鹿児島国際大学ミュージアムでは、考古遺物を中心とした資料 の展示を行っています。大学の中にある博物館として、 学術性の高い展示を行い、最新の研究成果をわかりや すく示しています。

「手作りの展示」をモットーとし、パネル製作をはじめ基礎作業からすべて学生、大学院生を中心に行っています。

もちろん公開にたえるだけの質を重視しています。
また、学生の博物館実習もここで行います。可動式の 展示ケースと調光装置付可動式照明を用いてライティングの実習等も行えます。

最新の発掘成果の速報や、研究成果の報告をはじめ、 さまざまな展示を試みる予定です。

これから、この展示室でどのような新しい展示が出てくるか――ご期待ください。

実習室

考古資料を中心とした博物館資料の系統的整理・研究を 行うための施設です。
出土品の洗浄・乾燥、復元、実測、写真撮影など一連の作業が行えるよう、洗い台、乾燥棚、排水設備、ウ ォーターフローテーション(水洗選別)装置等が設置されています。

パソコンを利用して、発掘調査報告書や各種印刷物が作成できるよう、関連機器や画像処理ソフト、 編集ソフトなどを揃えています。マルチメディア機器を利用して博物館実習等の講義も行っています。

鹿児島国際大学ミュージアムでの博物館実習

鹿児島国際大学ミュージアムでは、博物館学芸員資格課程の受講者を対象として、 毎年博物館実習を実施しています。ここでは、博物館実習での展示作業のようすを紹介します

画像ソフトによる写真画像の加工。
チラシやパネル作成に必要なスキルです。
展示パネルの作成。しわなどが目立たないように、慎重に、かつ迅速に作業を行います
資料の展示。見る側に立って
バランスに注意して行います。